介護サービスについて①~介護保険を利用する時~
みなさん
いつ自分に介護が必要になるか考えたことはありますか?
「病気した時・・・?」
「認知症になったら・・・?」
「一人暮らしだったら・・・?」
いずれの場合も介護サービスが必要になることがあるかもしれません。
逆に90歳を超えてもこれまで何の介護サービスを利用したことがないというすごい方もいます。
いつ何があるのか分からないのが人生ですが、その為の40歳から徴収される国の保険です。
介護サービスには、訪問介護・通所介護・福祉用具貸与・・・・等々色々なものがあります。
今の自分の生活に必要なものを選んで利用していく形になります。そして利用したサービスの料金の1割か2割(本人の所得によって違います)を自己負担金として支払います。
どちらにせよ今まで介護と無関係な生活をしていたら、
「何を使えばいいのか」「誰に頼めばいいのか」「どうしたら始められるのか」分からないというのが普通だと思います。
保険を引かれてるのだから、1割ないしは2割支払うのだから
「何でも使えるものは使おう」という方もいるかもしれません。
ただ介護保険法の第1条
「
この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。
」
とありますから、自立した日常生活を送るための介護サービスを選択していく必要があります。
そもそも「自立した日常生活」をどう捉えるかという話にもなってきますが、多くの皆さんが支払っている税金の元成り立っている保険なので何でもかんでもというわけではないことをご理解いただけるといいと思います。
初回のブログ・・・簡単すぎましたでしょうか・・・?
特にリクエストがなければ次回は要介護認定の方法・流れについてご説明したいと思います。