

訪問看護師7つ道具 その③&④ バッグ&バイタルセット
訪問看護師7つ道具、その③&④はバッグ&バイタルセットです。 訪問に行くときは、このバッグの中に必要なもの全てを詰め込んでいます。 そしてこのバッグの中で最も重要で忘れては仕事にならないのが バイタルサイン測定のための体温計や聴診器などです。 バイタルサインとは“生命の兆候”と訳します。 お熱や血圧・脈拍等を測ることをバイタルサイン測定といい、 利用者さんの健康状態を把握するための指標としています。 訪問をする目的は利用者さんによって様々ですが、 バイタルサイン測定は全員の利用者さんに対して行わせていただきます。 ステーションの立ち上げから9か月間、 毎日毎日自転車の前のカゴにのせて世田谷区内を 共に横断しているバッグはすでに少しクタクタめですが味がでてきています。 バイタルセット以外にもバッグに入っている訪問看護師7つ道具たちを また今度ブログに書いていきたいと思います(^^)/ 訪問看護は依頼によってケア内容は様々です。 ご自宅での服薬管理や清潔ケアなど


桜とゴールデンウイークのお休みの件
暖かくなってきて訪問の自転車の漕ぎも軽く感じるようになってきました。 先日利用者さんのお宅での話です。 訪問看護師の訪問時間が終わる頃に私がお邪魔すると、室内からジャズの音楽が聴こえてきました。 看護師の処置が終わり、空いた時間が少しあるそうです。そこで音楽療法、回想法をしていたところでした。 ジャズに詳しい方で、 その日その日の気分に合わせてご自分で「これを看護師さんに聴いて欲しい。」とチョイスされ、思い出話や音楽のお話をされるとのこと。 その日はハワイアンジャズがかかり、しばし3人でゆったり音楽に耳を傾けながら会話を楽しみました。 私は訪問看護が入る前から半年ほど担当しているのですが、その方の音楽を語る時のとても明るい顔にビックリしました。今まで見たことないような表情が見れたことにただただ嬉しい気持ちで訪問を終えました。 そして帰り道の桜丘の桜並木。 綺麗ですよね。こんな仕事って他にはないだろうなーと思いました。 忙しいと課題にばかり目がいきがちです。 ご本人らしさやご本人にとっても大事なことや大切にしているものを改めて考える帰り道でした。